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薔薇について
こんばんは。店長の森です。
皆様、今日もお疲れ様です。
今日はバラについてお話をしたいと思っています。
moriyaでは、お誕生日や、プロポーズ、結婚祝い、結婚記念日や、大切な御礼や贈り物などで、たくさんのバラの花束をお届けさせて頂いております。
僕自身、バラに魅せられた者の一人として、
特に厳選したバラを仕入れて、
メッセージ性をより引き立てたいと考えています。
写真は、数年前に愛知県のバラ農家さんを訪れた際に
撮影した圃場の写真です。
シューっと上に伸びている姿は
とても上品で、神々しさも感じますよね。
これから茎がもう少ししっかりして、
蕾もどんどん大きくなっていきます。
四季がある日本の環境の中でも、
上質なバラを育てるために、
熱心な農家さんたちは
バラが育つ環境を整えるべく、
様々な取り組みを行います。
暑すぎてもダメ、寒すぎてもダメ。
乾燥しすぎてもダメ。
日光がなくてもダメだし、強すぎてもダメ。
特に、僕がお勧めする上質な赤バラ【アマダ】は
強い光に当たり過ぎると花弁が黒ずんでしますますので、
きれいな発色を確保するためには一工夫が必要です。
それに植物は呼吸をしながらも、光合成をします。
なので、二酸化炭素濃度にも気を配る必要があります。
土はどうするのか。
土ではなく、ロックウールという栽培方法もあります。
施設にもかなりの投資が必要で、
冬は寒さ対策で暖房をします。
夏は暑さ対策を施しますし(暑すぎると輪が小さくなります)、
二酸化炭素濃度が足りないと光合成が万全にできませんので、
二酸化炭素を発生させる装置もあります。
曇りが多く続く可能性も考えられますので、
補光を行う設備を整えている農家さんも
いらっしゃいます。
そして、何より人の目、手、肌で感じる
勘や、こだわり、タイミング。
様々な状態を創り出して、
作り上げられる珠玉の一本が
日本のあちこちで育てられていることを
考えていると、ワクワクしてきますよね。