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お花の廃棄(フラワーロス)の削減への取り組み【プロジェクト】
コロナによって、行き場を失ったお花たちが「ロスフラワー」になってしまう。
このような事態について、テレビやニュース、SNSを通じて耳にしたことがあるのではないでしょうか。
コロナによって、ロスフラワーという言葉が広がりましたが、お花の廃棄(フラワーロス)は、お花を扱っている現場では日常的に起きています。
この記事では、MORIYAが行っているお花の廃棄(フラワーロス)を減らすため方法、またお花の廃棄を減らすために始めたプロジェクトについてご紹介していきます。
フラワーロス削減への取り組み
MORIYAでは、お花の廃棄(フラワーロス)を減らすために、まずお客様から事前にご注文を様々な形でお承りし、ご注文に応じたお花の仕入れを行なっています。
この仕入れ方法を行なうことで、お花のロスを極力減らすことができます。
また、お客様に仕入れたばかりの新鮮なお花をご提供することができますので、お花の長い期間楽しんでもらうことが可能となります。
MORIYAのお花の廃棄率(フラワーロス率)
上記のような、お花の仕入れ方法を行なっているため、お花の廃棄(フラワーロス)は極力なくすことができていますが、それでも10%前後のロスが発生します。ロスが発生する原因は、以下になります。
・農家からMORIYAまでのお花の流通経路で、お花に傷がついてしまい、最初からギフトとしては使用できない。
・お花を使いきれず、咲きすぎてしまい、ギフトとして使用できない。
などが、お花を廃棄(ロス)してしまう原因です。
もったいないお花のブーケをお譲りします
「病気になっている」「咲きすぎている」「傷がついている」など、販売できる状態ではないけれど、短く切って、小さな花瓶やコップで飾るには、5日~7日間は楽しませてくれます。
フラワーロスになってしまうお花たちをどうすれば良いだろうかと、色々と試行錯誤していると、「もったいないからお譲りするのが良いんじゃないか」と閃きました。
そこで、MORIYAではロスにならざるを得ないお花を店頭でお譲りするプロジェクトを始めることに致しました。
店頭に来店された際に、「もったいないお花」「もったいないフラワー」くださいとお伝えいただきましたら、ギフトに使用できないお花をお渡し致します。
私たちMORIYAや農家の方々も、全てのお花を誰かに楽しんでもらえるととても嬉しいです。ですので、是非お気軽にご来店くださいませ。
プロジェクトの今後について
今後プロジェクト名を決めたのち、同様な取り組みを行なっていただけるお花屋さんが出てきた場合には、プロジェクトに参加してくださっているお花屋さんを告知するページを作成していこうと考えております。
できる限り、多くのお花屋さんにご協力していただきたいと思っておりますので、よろしければご協力していただければ幸いです。
このプロジェクトに参加することによって、フラワーロスの削減につながるだけではなく、地域貢献にもつながり、既存のお客様へのサービス提供にもなるかと思っております。
加えて、将来お客様になってくれるかもしれない未来のお客様との新しい関わりができるなど、プラスになる要素が多いかと思います。
ロスのお花たちを”もったいない”と思う気持ちで花屋さんと地域の方同士、花屋さん同士の輪が広まれば、嬉しく思います。